焼畑をつづける(ムービー)

椎葉の焼畑を守り続けてきたクニ子おばあと勝さんを慕って、椎葉に暮らしながら作業を手伝う若者も増えています。 この日、向山日添の『椎葉焼畑倶楽部』のログハウスでは、ヒエの精白作業が行われていました。 ヒエは焼畑の二年目に作られる雑穀。その実は小さくて殻は固く、食べられるように精白するには手間と時間がかかります。  二人掛かりで根気よく石臼でついて、ふるいにかけて、またついて、何度も何度も繰り返して、すっかり殻が剥けたら唐箕にかける。 電気精米機にかければもっと楽なのに・・・それでもやっぱり、「昔ながらの作業を体で覚えたい。」 彼らはそんな若者たちのようです。