7月3日の大雨は、九州、特にお隣の熊本県球磨川流域に甚大な被害をもたらしました。椎葉村も4日明け方まで猛烈な雨が降りました。川は増水し、ダムからは大量の放水が轟音を響かせ、村内のあちこちで斜面から流れ出た土砂が道をふさぎました。
明けて4日の午後、眩しい晴れ間が顔を出し「ああ、一安心」となった頃、とある村道に、どこからか重機の音が・・・カーブの向こうから道路に流れ出た土砂をザザザーッと押し集めて来るホイールローダーが現れました。あっという間に土砂は路肩に片付けられて、「ああ、これで二安心」無事に車も通れます。
ホイールローダーから降りてきたのは役場の職員、椎葉祐作さん。「日曜だろうと何だろうと、速攻で道路を通れるようにする!」それが彼の大事な仕事。村内の各地区で同時にこんな作業が行われているんですね。
それにしても、村に大きな被害が出なくて良かった。天のご加護と道路維持の職員の皆さんに感謝しつつ、他県の被災地の一日も早い復興をお祈りいたしましょう。