向山日添(むこうやまひぞえ)標高1000メートルに暮らすお父さんとお母さんを訪ねました。
お母さんが『つかせている(もみすり)』しているのはヒエ。小さくて硬くて、なかなか皮が剥がれてくれない、手間のかかる作業です。
お父さんは、収穫した小豆を乾燥させるために干していたところ。
居間の天井には地とうきびが掛けられています。ヒエも粟も大豆や小豆、とうきびも、米や麦と同じ大切な主食。いわゆる『五穀』。
老夫婦は今でも、『作って食べる』という当たり前の暮らしを送っています。
帰り際に振り返ると、風呂を焚く煙が・・・暖かい風呂で疲れた体をゆっくり癒してくださいね、また来ます。