峠を越えると急にひらける集落、かせ原。小高い丘になっていて見晴らしがよく、晴れ晴れとした気持ちの良いところです。
そこでプチトマト農家を営む勇気さんを尋ねました。
勇気さんはプチトマトを作って、今年で2年目。数年前、宮崎市から故郷の椎葉村に帰ってきて、勉強と修行をし、プチトマト農家を始めました。
日中と朝夕の気温差が大きいかせ原なので、プチトマトの味が濃く、おいしく育つそう。
また、普通宮崎県ではプチトマトの旬は冬から春にかけてですが、ここかせ原は気温が低いため、夏に最盛期をむかえます。それらは一つ一つ手作業で収穫され、その数およそワンシーズンで5トンほど!
奥様も子育ての合間に収穫をお手伝い。
訪れたのは秋で、収穫もそろそろ終わりかけでしたが、それでもたわわに実ったプチトマトがたくさん。
一つ味見させていただくと、濃い・・!これぞトマトというような、うま味がぎゅっと凝縮されていて、それでいて全然青臭くない。
うーん、おいしい・・・!!
今年は少し病気も出してしまったけれど、来年は病気に注意して、できればさらにハウスを増やして、規模を拡大したいという勇気さん。
元気いっぱいのお子さん3人と奥様と共に、来年もおいしいプチトマト作ってくださいね!